鍵のマネしたい技術

現在ではあるのが当たり前になった鍵ですが、この鍵の歴史とはどのようなものなのでしょうか。

鍵の歴史は古く、正確には分かっていませんが紀元前の地中海周辺が発祥地だと言われています。


現在では泥棒の侵入を防ぐなど防犯のために使う鍵ですが、当初は封印のまじないとして精神的な意味合いが強いものでした。

エジプトの壁画にも残っているエジプト錠は木製で、これには閂が使われています。

閂に錠から何本かのピンが降りて閂についている穴に入り固定されるという仕組みです。

鍵のほうには棒の先にピンがついており、これで錠側のピンを押し上げるというわけです。

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なんとこの仕組みは現在でも使われるシリンダー錠とほぼ同じなのです。中世ヨーロッパで主流だったのはウォード錠でした。

錠の中にウォードと呼ばれる障害物があり、その突起を避けられる形をした鍵のみが開錠できる仕組みです。

ちなみに日本における現存する最古の鍵は蝦鍵と呼ばれる鍵でした。

南京錠に近いもので、蔵などに使われていたと考えられています。
しまっている状態の時は錠内部のバネが開きにひっかかり、鍵を入れることによりバネをすぼめるという仕組みです。

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江戸時代には精巧な細工が施され、工芸品のような様相を呈していました。
一方ヨーロッパでも鍵には豪華な細工が施されていました。

鍵を扉を開閉するための器具としてだけでなく、権力や富の象徴としても使っていたのです。

しかし時代が進むにつれ豊かな財産を持っていなくとも守るべきプライバシーが誰にでもある世の中になってきました。

それにつれて、鍵も豪華なものではなくプライバシーを守る機能をしっかりと備えた安価なものに移行していったのです。

現在では生体認証という新しい鍵の形を取り入れるところも徐々に増えてきています。


鍵は無くしてしまったら開けられませんが、生体認証で使うのは指紋や音声、静脈や虹彩などの生体情報であるため、従来のシステムと比べて防犯性能が高いのです。


鍵はこれからも進化を遂げていくことでしょう。